女子バレー

女子バレー天皇杯・皇后杯 2018年 ファイナルラウンド

更新日:

Vリーグを見始めて、はじめて「天皇杯・皇后杯」というイベントを知りました。
高校や大学も入り混じっての大会、見に行ける距離だったのでチケット取って行ってきました!
今更ですが感想です。
ファイナルラウンドの2日目です。

Vリーグファンにとって超お得な1日

1日に、ファイナル2日目までに勝ち上がったチームのなかにはV1リーグ全チーム。
つまり、1日で全てのVリーグの試合が見れます。
チケットは500円!安っ!(ファイナル2日目以降上がりますが)

女子と男子で同じ会場で開催し、2日目は男女とも2試合ずつ開催。
隣のコートですが、「全部見たい!」と思っていた私にはちょっと忙しい1日でした(笑)
「外に屋台とか出てるし、本とか持ってけば試合の合間も時間つぶせるんじゃない?」なんて行ってたんですが、いざ見に行くと練習も面白くて全く空き時間が無かったです。笑

金蘭会高等学校の宮部愛芽世選手が目を惹いた

1試合目

久光 VS 金蘭会高等学校

日立リヴァーレ VS KUROBE

夫が日立が見たいというので、日立の応援席の一番端に座って、久光をちら見。

結果からいうと、久光と日立が勝ち上がったのですが、
途中から私は 久光 VS 金蘭会高等学校 のほうばかり見ていました。

Vリーグを今シーズンから見始めた私にとって、バレーが強い高校と言えば下北沢成徳と北海道妹背牛商業くらいしか知らず(地元が北海道のため)、金蘭会高等学校という名前すら初めて知ったというレベル。
調べたら「春高優勝」の文字。なるほど有名高校か、と思いつつ、Vリーグトップクラスの久光相手にどれほどの戦いをするか、見ていました。

正直すぐ終わるかな?と思うほど、全体的な身長差があったんですが
すごくいい試合をしていた。特に1セット目、3セット目、すごくギリギリな試合をしてました。
1セット目はアキンラデヴォ選手意外はほぼいつものメンバー、3セット目はわりと新人の選手を中心に変わっていましたが、
金蘭会高等学校はわりと平均的に力を発揮。

私が日立とKUROBEよりそっちに目を惹かれたのは、1人の選手がすごく上手く見えたから。

スパイク、レシーブ、2段トス
どれをとっても高レベル。
遠目にも、他の選手とはちょっとレベルが違って見えた。

結局試合は負けてしまったけれど、「きっとすでに騒がれてる選手だろう」と検索したら

なんと全日本にも選ばれていた 宮部愛梨選手の妹、宮部愛芽世選手でした。

ちょっと遠かったし私の視力の関係で、顔までは見えてなかったけれど、のちにテレビのニュースで流れていたので間違いないです。

ネット検索ではもう去年、1年生のときからすでに活躍してニュースになっていたようで…
全く知らなかったけれど、プレーが見れてほんとラッキーというか…感動的でした。
やっぱり巧い、というか、「一際目を惹くプレー」をするんですよね。

宮部愛梨さんが今Vリーグにいないので、妹さんもどうなるかわからないけれど、
今後もバレーで活躍してくれたらいいなと思います。

V2全勝中のヴィクトリーナ姫路と江畑幸子選手

2試合目はごめんなさい、あんまり記憶に残っておらず…
(NECレッドロケッツ VS JAぎふリオレーナとデンソーエアリービーズ VS 九州文化学園高等学校)

3試合目

トヨタ車体クインシーズ VS ヴィクトリーナ姫路

PFUブルーキャッツ VS 東レアローズ

これもどっちも見たくて、PFU側の席に座ってヴィクトリーナとトヨタちら見。

PFUブルーキャッツはとにかく江畑選手が見たくて。
ちょっと前に試合に出始めてた江畑ですが、それまでしばらく「コンディションの悪さ」で試合に出ていなかったので、
この試合に江畑が出ると知ってPFUの応援席に。
DAZNで見ていたチャッチュオン選手と2人の活躍が目立った試合でした。

チャッチュオン選手は攻守バランスの良い選手だなーと思って期待してみてます。

江畑の勝負強さは、変わってないなーという印象。
もうちょっと繋ぎや守備力が全体的に上がればPFUは勝てるんじゃないかなーと思ってます。
結果ストレートで東レの勝利だったけれど、
初勝利を楽しみに!

隣でやってたヴィクトリーナ姫路は、元全日本セッター竹下選手と元全日本女子の監督、真鍋さんがいるチーム。

今シーズンからV2参加したチームなので、
「何年後かにV1かなあ。吉原監督、多治見監督、竹下監督、そして加藤監督って私の世代からしたら堪らない!」って思ってたんですが、
すでにV2独走中。

もしかしたら次のシーズンからV1来る可能性…?

(今シーズンに限り、V2の1位は入れ替え戦なしでV1昇格決定。入れ替え戦はV2の2位チームとの対戦)

トヨタ相手だったので結果的に3-0でしたが、こちらもいい試合してました!

間違いなく今日一番の盛り上がり、岡山シーガルズ VS JTマーヴェラス 宮下遥選手と小幡真子選手

4試合目は
岡山シーガルズ VS JTマーヴェラス

埼玉上尾メディックス VS 東九州龍谷高等学校

大本命岡山シーガルズの試合。これを見に来たといっても過言ではない!ので、この試合はここだけに集中してました。

ほんとにすごい試合でした。
Vリーグでは岡山シーガルズが負けてる相手。

見どころは 岡山の粘りと JTのミハイロヴィッチの対決!
2セットをJTに取られ、3セット目にデュースで粘り1セット取り返し、
その流れで4セットも勝利。フルセットへ。

岡山が、セットを重ねるごとにディグで対応していくところが本当に凄かった。
ミハイロヴィッチの強打を上げると大盛り上がり。
2セッターもあったし、上手く機能していたように思う。

やっぱり宮下選手のディグ力が凄かったし、金田選手のボールへの執着心に感動。
なんというか、みんなボールに向かって飛び交うんですよね、シーガルズの選手って。
それがすごく綺麗で、そして「なにか起こりそう」と思わせる力を持ってるチーム。

結果的に5セット目、13-15で落としたけれど、本当に!本当に!凄くいい試合でした。

そしてJTの小幡真子選手。
2018年世界バレーではレセプションのときのリベロ。

この人が、凄かった。

最初はシーガルズは小幡を狙っていた?ようだったんだけど、ちょっとずらしても
完璧にAパスを返す。ほぼ隣の人の範囲でも小幡が取る。脅威の守備力の広さ。

3セット目くらいから?他の選手を狙い始めたんですが、木幡はその選手の真後ろまでカバー。
(多分その選手が居なくても取れる…)
田中瑞希選手やミハイロヴィッチ選手は、そのためほぼ真正面のボールしか取ってないはずなのに、広い範囲のギリギリに打った小幡選手のレセプションより乱れる率が高いという…

「小幡を動かして取らせるなら他の選手の真正面のほうがいいんじゃないか」

と思わせる守備力でした…
ディグも凄かった。

「小幡のいるところに打ってもだめだよ!」って思うんだけど、
小幡選手のいるところに打ってるんじゃなくて、いるんですよね!!笑

田中瑞希選手も守備がいい選手なんだけど、それにしても小幡の守備力が際立ってました。

最後の最後に大満足の試合が見れた天皇杯・皇后杯でした。
3日目以降はDAZNで観戦。

NEC VS デンソーが凄かったんですが、また今度。

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竹下選手がセッター、木村沙織選手がエースときの活躍が見れます。
全盛期だったと思う。

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