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岡山シーガルズ、久光製薬スプリングスにストレート勝利!宮下選手、Vリーグ栄誉賞、最年少受賞。

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2019-2020シーズンの記事をまとめたものはこちら
「Vリーグ女子バレー 2019-2020についてまとめ」

Vリーグレギュラーシーズン3週目、色々書きたいことはありますがまずはこれでしょう!
去年優勝で、去年のレギュラーラウンドで1勝できなかった久光製薬スプリングス、
去年久光が負けたのは、アキンラデヴォ選手の合流前のJTマーヴェラスと、新鍋選手が出場できなかった埼玉上尾メディックス戦、そして決勝の2戦目の東レアローズだけだったような記憶。
今回はすでに、元ブラジルの代表、ファビアナ選手も合流した状態で、
去年と同じ新鍋選手、石井選手、岩坂選手、野本選手で完全に久光のベストメンバー。
セッターは古藤選手が引退したため、栄選手。
リベロに戸江選手というスタメン。

対して岡山シーガルズは、
佐々木選手、金田選手、渡邊選手、
ミドルに及川選手と居村選手、
セッターは宇賀神選手、リベロに楢崎選手と森田選手

というメンバー。

岡山がとにかく粘りましたね。
ブロック、ブロックタッチ、ディグ。
レセプションも、金田選手が狙われて20本受けてますが、80%の成功率。
いつも守備はすごいですが、いつも以上にすごかったと思います。

その粘りが久光の効果率をかなり下げてくれていて、

新鍋選手 26打数6 23.08%
岩坂選手 15打数3 20%
石井選手 28打数4 14.29%
野本選手 42打数11 26.19%
ファビアナ選手が 22打数10 45.45%

まともに数字を出したのはファビアナ選手だけですね…

チーム全体でもアタック決定率が25.4%。
内バックアタックが6打数1の16.7%。

こんな久光製薬スプリングスはもう見れないんじゃないでしょうか…

岡山シーガルズは
渡邊選手 20打数11 55%
佐々木選手 33打数12 36.36%
金田選手 61打数23 37.7%
及川選手 10打数4 40%
居村選手 7打数1 14.29%

ミドル陣の打数が少なく、居村選手の攻撃が良くなかったですが、サイドの選手、特に金田選手が驚異的でしたね。
徹底的に栄選手の上、ストレートを狙って決めきっていましたし、
新鍋選手と岩坂選手の時は遅れて来た岩坂選手の間のクロスを抜いたりと、かなり冷静に判断して決めていたように思います。
被ブロックもかなり少なかった印象です。

また、3セット目、リードされてる展開で入った宮下選手と高野選手の2枚替えと、西村選手のサーブからの守備参加で
8-10から17-16の逆転に成功。
各選手がかなりいい活躍してましたね。
特に金田選手は強打やフェイントのディグからのレフトに回っての攻撃に、攻守にわたって活躍しました。
打数61…本当、ストレートで勝ちきってくれて良かったと思います…

それにしても見ごたえのある守備、ラリーだったので、もう
「だからシーガルズが好きなんだ!」と思わせてくれるような素晴らしい試合でした。
金田選手の守備大好きです。宮下選手と一緒に出るとこんな守備が奇跡ではなくバンバン出るので、ほんとに好きです…

気になるのは宮下選手に比べて、宇賀神選手だとミドルの本数がちょっと減っているように思うので、
レフトの二人がつかまりだすと怖いかな、と。
ストレート負けした日立戦がそんな感じだったので、もうちょっとミドルやバックアタックを使うともうちょっとサイドが楽になるように思いました。

また、去年までと比べてサーブミスが増えた分攻撃的なサーブを意識してるようにも思います。
そのあたりも今後期待です。

久光製薬スプリングスの若手の存在

久光は数字で見ても本当に良くなかった試合でした。
新鍋選手のいつもの「さくっと」を岡山が決めさせなかったり、
真ん中攻撃が決まりやすいかな、と思っていた岩坂選手のA,Bクイックを止めたり。
なにより石井選手の決定率が悪く、どちらかというとポジション的に点数を取らなきゃいけないほうの野本選手もそこまで上がらず…
もしかしたら代表選手が中心なので、代表の連戦の疲れが、とも思うのですが(特に石井選手はほぼ出てましたし…)
それでも交代できない状態のチームなのか、ちょっとそのあたりが気になりました。

井上選手や中川選手、加藤選手、平山選手など、ユニバやU20で起用された選手たちが控えているのですが…
先日のヴィクトリーナ戦では井上選手出ていたはず。
加藤選手だけ、去年から引き続きリリーフサーバーとして活躍してますが…リリーフサーバーのみなんですよね。

他のチームがどんどん若手起用していく中、久光製薬スプリングスだけ若手を起用できていない状況、
今期と来期にかけてどういう結果になるのか、気になるところです。

注目のNECとデンソー戦

今のところ岡山は

・VS ヴィクトリーナ姫路戦 3-0勝利
・VS 日立リヴァーレ戦 0-3敗北
・VS 久光製薬スプリングス戦 3-0勝利

で、6ポイント、2位についています(試合数がチームによって違うのであまりあてにならないランキングですが…)
カンファレンスで落ちるのは2チーム。
11月3日のデンソーエアリービズ戦
11月16日のNECレッドロケッツ戦
でどちらかに勝てるようなら、かなり期待できますね。
日立戦も去年からずっと負けてるので…(黒鷲旗や国体とかも)3戦中1試合は勝ってほしい!

期待です。

宮下遥選手 通算230試合出場でVリーグ栄誉賞受賞、史上最年少

そんな素晴らしいホーム初勝利から、宮下選手のVリーグ栄誉賞の授賞式がありました。
私はVリーグTVで見ていたので、途中までしか見れなかったんですが…
放送が終わった後、宮下選手のコメント、花束、そして涙があったようですね。

新鍋選手も、同じく230試合出場で受賞しました。
宮下選手は14歳からVリーグで活躍してるので、受賞が若い!
本当におめでとうございます、そして今後も活躍してます!

VリーグTVは、そういうところまで放送することはできないのでしょうか…
ネットで情報は得られましたが、できれば動画で見たかったです…

男子のVリーグの話はこちら。ワールドカップ男子バレーを終えて Vリーグ観戦のお勧め。

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VリーグTVはキャンペーンに登録しなきゃならないとの情報もありますが、去年はそのままで見れました。(これ問い合わせてもお返事がなくよくわからず…)
私はどちらも有料会員なので調べることができませんが、どちらにしろ「DAZN有料登録すればVリーグTVは無料会員で全試合閲覧可能」なのは間違いないと思います(一応キャンペーンページはこちら)。

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DAZNとVリーグTVの違いについてはこちらで記事にしています。

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