日常

フリーランス夫婦、30代、WEBデザイナー、子どもなし、将来について思うこと

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このブログをしっかりやり直そうと思った理由の一つに、
「腺筋症」という病気になったことがあります。
生理痛はもともと激しかったんですが、その話は 「生理痛が重い人はフリーランスになったらいいんじゃないかという話し。」 と 「生理痛のために飲むピルは必ず通院しましょう、という話。」 に書いています。

「腺筋症になっているので、子どもを考えるのでしたら早めに、そして不妊症治療に病院へ行ってください」

婦人科の先生から言われた言葉でした。

30代、子どもについての葛藤

わがやは夫婦ともにフリーランスです。
収入が不安定です。
ただ、正社員だった時も、どう頑張っても「子供を産んで育てよう」と思える状況ではありませんでした。
寧ろ今よりずっと厳しく、私がフリーになった後、夫もフリーになりました。

金銭面では正社員だった頃よりかなり楽にはなったけれど、
それでも正社員と違うのは「いつ収入がなくなるかわからない」不安定さ。
子どもを作る勇気はありませんでした。

私は子どもが好きです。
親にも孫を見せたい!という気持ちもありました。
ただ、前述したように生理痛がつらく、ピルを飲んでるため「自然に子供ができる」自体はまずない。
そうなると、「さあ、作ろう!」という一歩が必要になります。

私はその一歩を進めることができませんでした。

この病気は、内膜症とかもおそらくそうなんだけど、「子供を産むなら早く!」と言われると思います。
でも、今じゃない。
今じゃないけど、30代半ばに差し掛かりそうになって、「今じゃない」なんて言ってる時間はない。

そして「不妊症治療」をする余裕も正直ありません。
不妊症治療したら今度はきっと子供育てる余裕が0になる。

修正すべきはもっともっと前だった

「正社員でも無理だったなら、どうすればよかったのか?」
そう考えるときりがなくて、結論から言えば、もっとずっと前。
「好きな仕事に就く」じゃなくて「安定して稼げる仕事に就く」べきだった。
もしくは「好きな人と結婚する」じゃなくて、「稼いでくれる人と結婚する」べきだった。

でも私はそのどちらも選ばなかった。
だからこそ、今は幸せなんだと思います。

こういう未来があったと分かった今、戻れたとしたら違う人生を歩むか?と考えても
私はWEBデザイナーになりたかったし、今の夫と結婚したかった。
夫婦は対等にありたいし、働きたい。

あえて言うなら、正社員時代にもっとストック的な副業をやるべきだったな、とは思います。

でも今さらそんなことを考えても仕方がない。
私の人生は進むしかない。

子どもがいなくても、夫婦豊かに生きよう。

まだ、子どもができないことが100%決まったわけじゃない、でももう悩むことをやめようと思いました。
私は不妊治療をしたわけじゃない、なぜそんなに早く諦めるのか、
産んでしまえばなんとかなる、そういう意見もあるのはわかっています。

子どもより仕事を取った、といえばそうなんでしょう。

もし病気じゃなかったら?と考えると、それでも答えは出ないので、
問題は病気じゃなくて生活のほうなんでしょうね。

病気はそれを後押ししただけかもしれない。

前回ホームベーカリーを購入した話を書いたんですが、その理由もこれがありました。
一緒にバレー観戦をしてるのもそのひとつかな。

夫婦でいつまでも楽しめることを、たくさん作ろう。
あまりお金をかけず、コミュニケーションを増やして、幸せな時間をたくさん増やそう。

お金をためていつか海外旅行に行くのもいい、
「子どもがいるからこその最高の幸せ」があるのだとしたら、
「子どもがいなくてもできる最高の幸せ」を探して、生きていこうと思いました。

動物が好きなのでいつか犬をたくさん飼いたい!
そして余裕ができれば、子育てに良いこと、不幸な子供が減ること、つらい母親が減ること、そういう活動ができたらいいな。

私は以前から、あまり血にはこだわってなくて、他人の子どももみんなかわいい。
子育てしてないから言えるんだと言われそうだけど、少なくとも街で見かける子どもはみんなかわいい。
泣き叫んでいても走り回っていても、生意気なこと言われてもみんなかわいいです。
だからすべての子どもが少しでも幸せになれるような活動ができたらいいな、それは私の一つの夢です。

血について、あえて言うなら「大切に育ててくれた親に、孫を見せたい」という気持ちは強かったんですが、
姉が二人子どもを産んだというのも、辛くなくなった一つの理由ではありました。

二人だからこそできることがきっとある。
だから毎日を丁寧に、幸せに、生きよう。
そういう風に考えると、ブログもそういうことをつづっていけばいいんだ、と思ったんです。
日々作った料理とか、デザインとか、ペットとか。
「日常を大切にするために」ブログを描くのもいいのかなと。
改めてそう感じた33歳の夏でした。

がんばる!

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