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生理痛のために飲むピルは必ず通院しましょう、という話。

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私は生理痛の治療に長いこと婦人科に通っていて、ここ3年くらいはピルを服用していました。
以前知り合いの人から「奥さんがWEB通販でピルを購入してる」という話を聞いて驚き、
他の人の話やネットを見ても結構そういう人が多いということを知りました。

今回、私自身がそれがどれほど危険なことか身を持って知ったので、私自身のことを書いてみます。

生理痛が重いんじゃ!という話はこちらに書いています。

ピルのリスクは血栓症

ピルを飲むリスクは血栓症ができる可能性がある、ということです。
病院で処方されてる人はわかってると思います。

そのために病院でピルを買う際には、半年に一度の血液検査と子宮がん検診があります。

通販でピルを購入するということは、この「半年に一度の検査」がなくても購入できる、ということで、
これが非常に危険だというお話です。

ピルが飲めなくなった話

3年前から飲み始めて、1年半ほど前に血液検査に引っかかりました。
ただ、数値的には微妙だったので、様子を見ることにして、今回改めて「血液内科で検査を受けてください」と。

血小板の数が多く、間をあけて図っても下がらなかったのです。

血小板の数が多いということは、ただでさ血が固まりやすい状況であって、
さらに血栓症のリスクが高いピルを飲むことは、血液内科の医者も、婦人科の先生も、どちらにも「お勧めできない」と言われました。
私の数値はピルを飲まない状態なら、治療するほど高くもなく、「様子見」な数値なので
医者によって判断が変わるという話ですが、どちらの先生も「ピルはやめたほうがいい」ということで、やめることになりました。

私は婦人科をころころ変えていて、やっと今の先生で数年間通っています。
ピルの処方は色々な病院でしてもらっていましたが、
「血小板が多いと血栓症のリスクがさらに上がること」を血液検査で引っかかる前に教えてくれる人はいませんでした。
血液内科の先生にしても
「まあそこまで高くはないから様子見でも…」と言いかけて
「ああ、そうかピルか…」と言葉を濁すほど、ほかのことでは問題なくてもピルを飲むことが危険である、という話でした。

血小板の数値ってなんだ?って思うほど初耳で、
血液検査を定期的に行っていなければ気づけなかったことです。
もし私が通院せず、通販でピルを飲んでいたら、と思うと非常に怖いです。

また、タバコを吸ってる人はピル飲めないので、本当に危険ですので注意してください。

ピルの価格

WEBで購入するピルの価格がいくらかはわかりませんが、もし価格がネックであるなら、
ピルの価格は病院によって全く違うので、安いところを探すことをお勧めします。

私は生理痛の治療なので、保険適用でジェネリックにしていて、1800円ほどでした。
高いところは3500円、効いたところによると6500円ほどもするところもあるそうです。
もし高価なところで知って、節約のために通販で購入する人がいたらぜひとも安い病院を探してください。

半年に一度の血液検査と子宮がん検診、婦人科での受診は本当に自分のためになります。

ピルの効果

そんな理由でピルが飲めなくなってしまったのですが、
子宮内膜症や子宮腺筋症(私はこれ)の場合はピルは有効な場合が多いようです。
私は全然痛みも出血量も、生理の長さ自体も短くて楽でした。
(それでもボルタレンという強い痛み止めが必要ですが)

生理痛が重い方はまず一度婦人科へ。
合わないと感じたら別の婦人科へ。
決して自分で判断して我慢したり、薬を購入したりしないようにしてください。

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