女子バレー

女子バレーボール U20代表が世界一、金メダルを取った話。

更新日:

遅くなってしまった…
「女子バレーのU20が面白い」という話を聞いて、途中から試合を見ました。
2次ラウンドの2戦目(トルコ戦)から最後まで。

白熱しました!!

火の鳥ニッポンの戦いより面白いのでは?

いわゆる「シニア」勢の試合より面白い!という評判を見てみました。
その前にあった、ユニバーシアードの試合は見てませんでしたが、銅メダルを取ったということで、
「ああ、若いチームは強いんだ、U20もメダルを取れるかも?」と思いつつ
なんとなくですが「うまくいって3位銅メダル、4位まで行ければいいほうかな」と、なにもしらないくせに「なんとなく」そんな印象を持っていました。

しかしトルコ戦を見るまでは「全勝、しかも1セットも落としてない」ということで、
楽しみに観戦。

面白かった!!
トルコ戦からは白熱、トルコ戦フルセットにポーランド戦3-1、準決勝のロシア戦でフルセット、
そして決勝のイタリア戦フルセット。

これだけ見たのにすみません、決勝戦が素晴らしすぎて記憶が決勝しかないんですが。
とにかく夢中になりました。

メンバーは以下。

1.中川 美柚(久光製薬スプリングス)
アウトサイドヒッター

2.山田 二千華(NECレッドロケッツ)
ドルブロッカー

3.石川 真佑(東レアローズ)
アウトサイドヒッター

4.平山 詩嫣(久光製薬スプリングス)
ミドルブロッカー

5.西川 有喜(JTマーヴェラス)
アウトサイドヒッター

6.曽我 啓菜(NECレッドロケッツ)
アウトサイドヒッター

7.宮部 愛芽世(金蘭会高校3年)
アウトサイドヒッター

8.荒木 彩花(東九州龍谷高校3年)
ミドルブロッカー

9.西村 弥菜美(岡山シーガルズ)
ウトサイドヒッター

10.水杉 玲奈(東レアローズ)
リベロ

11.園田 風音(PFUブルーキャッツ)
セッター

12.中川 つかさ(東海大学1年)
セッター

監督:相原 昇

元東九州龍谷高校で教えていた方のようです。

Vリーグを見てきて知ってる選手は、
東レの水杉選手、同じく東レの石川選手、シーガルズの西村選手、金襴会の宮部選手
そして火の鳥NIPPONでネーションズリーグにも出ていた久光の中川選手。

他の選手はなにもわからない状態で見ました。

試合を見る前までの印象は、

水杉:東レのリベロとして活躍していただけにもうVリーグのリベロとして十分な実力あり。
石川:黒後が代表の合宿でいない黒鷲旗で活躍。小さいながらもうまい選手。
西村:守備が良い選手
宮部:皇后杯で遠目で見ただけでも飛びぬけてうまかった。
中川:長身でかつレセプションもできる。攻撃のうまさよりレセプションがうまいイメージ。

って感じでした。Vリーグでレギュラーとして活躍したのは水杉だけでしょうか。

アウトサイド二人とセッター

私が見た中ではスタメンは決まっていて、

・石川
・西川(PG)
・曽我(OP)
・山田
・平山
・中川つかさ
・水杉(リベロ)

でした。

最初の印象は、「アウトサイドの二人とセッターの身長が小さい」こと。
見た試合はどれも高いチームとの戦いだったので、
特にセッターは二人とも158,159㎝。かつて日本代表のセッターとして活躍した竹下選手と同じくらいの身長。
171㎝の石川選手は高橋選手と同じくらい。

竹下選手や高橋選手にはあの「速さ」「巧さ」があったけど、まだU20。
これで世界の高さと戦えるのか?と疑問を感じながら見ましたが、見事に、想像を裏切ってくれました。

女子バレーU20の驚く戦術

特に驚いたのは、セッター中川選手がほとんどブロックに入らない。
一歩下がってレシーブしてました。
その分前二人が相手のオープンもミドルも対応する。時には割り切ってノーブロックで打たれたりもしてたけど
なぜこれで勝てるのか!

だからと言ってレシーブがものすごく良いわけでもない(というかレシーブとブロックはセットなので当たり前)

私は素人なので、「ここが良かったから勝ったんだ」というのはわかりませんが、
ただ一つ感じたのは
「すべての選手が特出していた」こと。

石川選手は身長は低くても、安定したレセプション、攻撃。
強打を打てる強さ。サーブもブロックもすべてにおいて安定していた。

西川選手は長身を生かしたパワフルなスパイクと、ストレートを基準にブロックアウトを取るうまさ。

二人ともすでにバックアタックがうまく、攻撃力が高い。

曽我選手もライトのレセプションからの攻撃、レセプションや守備の良さと
思い切りのいいスパイク。相手コートをよく見たフェイント。
バックから囮に入る運動量と「打ちそう」な入り。

平山選手はミドルだけど、速攻も打ち、ライト打ちもできる。
セットの数本というレベルではなくライトから攻撃が何本もあった。
シーガルズの山口選手タイプかな?器用な選手に見えた。

山田選手は、彼女が前だとブロックの率が非常によく見えた。
AもBもブロードも強打を打てる。
そしてサーブがいい。

中川選手は、ぶれる場面もあったけど、おそらく「これだけは」という点を抑えてるんだと思う。
多少前後にぶれても、アンテナいっぱいには飛ばす。
どの選手にもあっていてすごく良かった。

水杉選手はさすが東レのレギュラーリベロ。
良い動きをしていた。

「誰が一番活躍したか?」「誰が印象に残るか?」と言われると、
出せるけど、「あ、この人も、ああ、この人も」って結局全員選んじゃうくらい、
各々の個性が光ってるチームだと感じました。

監督も、見てる分には非常に面白い。笑

思わず8月のチャイニーズ台北のBチームの試合のチケット取りました。
もともとAチームのは取ってたんだけど、追加で。

A代表(火の鳥NIPPON)が楽しみなのはもちろん(メンバー選出も楽しみ!)あの試合を見せてくれたBチームの戦いも非常に楽しみです!

ちなみに上記の大会で、それぞれ個人賞を受賞しています。

・石川真佑選手がMVP、MVP、2ndベストアウトサイドヒッター
・中川つかさ選手がベストセッター 
・曽我啓菜選手がベストアウトサイドヒッター

それ以外でも、公式サイトのラインキングを見ると

・ベストアタッカー
3位 曽我啓菜選手
5位 石川真佑選手

・ベストブロッカー
8位 山田二千華選手

・ベストサーバー
7位 山田二千華選手

・ベストセッター
1位 中川つかさ選手

・ベストディガー
1位 水杉玲奈選手

・ベストレシーバー
1位 石川真佑選手
2位 曽我啓菜選手
3位 水杉玲奈選手

でした。
特に守備がすごい!
ランキング見る限り、水杉選手も個人賞とっても良かったと思うのですが、そもそもどういう賞があるのか?がわからないので…
受賞はなくても数字が示していますね。

各選手の今後

個人的にはAチームに入ったところを見てみたい!と思うのですが、上でも書いたように水杉選手以外はほとんどリーグでの出場がありません。
来季どれほど活躍するか楽しみですが…

チームと個人的な考えを書いてみます。

・石川真佑選手

東レはクランが継続?ということもあり、今年のチームポジションを考えると、黒後選手とポジションがかぶります。
身長・攻守ともに活躍できて、さらに日本代表での今期のエースとして期待される黒後選手。
ライト打ちができるならライトでも…と思うのですが(そうなると基本中田 紫乃選手と被りますが)
黒後選手ライト、石川選手レフト、というシフトでも面白そうですよね。
黒後選手は代表でもライトに入ることを期待されてることもありますし、ご本人も「ライト打ちも得意」と言ってることもあり。
あとは、堀川選手がサマーリーグを見る限りレセプションをしてるので、堀川選手がどういうところで活躍するか?(ライトポジションでしょう)というところも気になるところ。
東レは若い選手が活躍した中での前回準優勝なので、今期は期待大ですね。

・曽我啓菜選手
・山田二千華選手

NECレッドロケッツの二人。
曽我選手は、守備的なライトということで思いっきり山内 美咲選手と被るところですね。
攻撃的になる時には荒谷 栞選手もよく起用されていました。
個人的にはNECは守備がちょっと弱くて(おそらく近江選手の穴だと思います)、その分古賀選手に守備の負担が大きすぎるように見えたので
(実際最後のほう足を吊ったり調子が悪そうだったけど、古賀選手を外すことができなかったように見えました)
曽我選手が入ってもうちょっと古賀選手に攻撃に集中してほしいなと思います。
もちろん曽我選手も攻撃力があるので、もうちょっとバランスよくならないかなと期待してます。

山田選手は個人的には一番Aチームに合流してみてほしい選手です。
NECが次のシーズン海外選手をどのポジションで契約するかにもよりますが、ぜひ次シーズン活躍してほしいです。
島村 春世選手や上野 香織とのポジション争いになりそうですね。

・西川有喜選手

JTマーヴェラスでは、ミハイロヴィッチ選手がいなくなる分、だれが入るかにもよりますが…
おそらく田中瑞稀選手とのポジション争いになるのかな?と思います。
田中瑞稀とは全くタイプが違うので、今期はほとんど外れることがなかった田中瑞稀選手ですが、
相手チームや試合状況により選択肢が多彩になるのかな?と思います。
攻撃力はもちろん、守備力を強化を期待します。

・中川美柚選手
・平山詩嫣選手

久光製薬スプリングス。
ここが一番激戦ですよね…
特に平山選手はアキランデヴォ選手と契約が終了した後も、アメリカのミドルの選手が噂されてるので、それが事実なら
対角の岩坂選手との戦いですね…

中川美柚選手は新鍋選手はもちろん、復帰の長岡選手もいて、
この3人ともに東京オリンピックで期待されるメンバーです。
おそらく、今期は「出ない」ということはないのではないでしょうか。
(長岡選手は怪我の様子を見ながらの出場になるでしょうが、オリンピックに出るならずっと休んでるとは考えられないですよね)

そういう意味で、この二人は一番きつい状況ですが、
オリンピック明けにはチームの中心になるのでは?と思います。
是非この予想を裏切って活躍してほしいですが!

各選手の今後の活躍、楽しみです!

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