ずいぶんバレー記事をさぼっていました…
Vリーグ終わってから初めてかな?モントルーとネーションズリーグ(以下NL)、ネットやテレビで見てました。
東京大会は3日とも見てきました!
日々感想もあるけれど、今度は大きな大会、ワールドカップ(以下WC)に向けて、予想とか期待とか感想とか書いていきます。
白熱するセッター争い
かつてないほど熱いのがここでしょう。
モントルー、ネーションズリーグが始まる時点でのセッター候補は5人。
去年は3人だったので、絞るどころか、増えましたね…
ちょっとどこが出典か覚えてないんですが、中田監督は「WCまでに2人に絞る」という発言があったと思います。
なのでおそらく「WCのセッター」=「東京5輪のセッター」。
WCまでが勝負です。
が、もしWCで上手くいかなかったらどうするんだろう?という疑問もありつつ…
一応そういう流れなんだろうと思っています。
そんなわけで2019年のセッター候補
・佐藤美弥(日立リヴァーレ)
・田代佳奈美(デンソーに移籍)
・宮下遥(岡山シーガルズ)
・富永こよみ(埼玉上尾メディックス)
・関菜々巳(東レアローズ)
この5人です。
この中で、モントルーは佐藤と関で戦い、関は「ベストセッター賞」を受賞。
言わずもがな今年のVリーグで新人賞を取った、若い選手。
トス回しとジャンプトスが非常にうまい印象です。
ネーションズリーグは、佐藤、関、宮下の3人で。
メインは佐藤、宮下と関は週ごとに入れ替わりながら出ていました。
そんな中で宮下遥の出番がリリーフサーブと、スタメン起用は韓国戦のみという非常に少ないように思えたけれど
中田監督はインタビューで
「宮下は合宿中一度インフルエンザで岡山に帰省、その後モントルーに呼ぶも今度は腰痛のためコンディション不良」とのこと。
確かに他のメンバーと合わせ切れてなかった印象でした。
とにかくNLの大半を佐藤美弥で戦い、日本3試合後の監督のインタビューでも佐藤美弥はかなり高評価に読めました。
NLは残念ながらファイナルに進めず、日本に帰省後、代表メンバーは合宿へ。
同時期Vリーグではサマーリーグを開催していました。
そこで見えてきたのが、
サマーリーグに参加している関と富永。
つまり合宿には参加していない。
また、海外から戻った田代が正式に「合宿に合流」との情報もあったので、
現在セッターは
・佐藤美弥
・宮下遥
・田代佳奈美
の3人に絞られているようです。
(あくまで予想ですが、ここから戻ることはもうないんじゃないかと思う。サマーリーグと同時期からチャイニーズ台北戦、アジア、WCまではそのままいくのでは?と予想)
去年の世界バレーのセッター
去年を思い出すと、ぎりぎりまでセッターは佐藤美弥だと思っていました。
実際、世界バレーの横浜会場近くの広告にはばっちり佐藤美弥の姿が。
それがふたを開けてみたら田代佳奈美がメインで、富永が第二セッター。
その前の年のグラチャンでは、富永がメインでした。
つまり、今広告に大きく載ってるからと言って、必ず出るということではない、ということ。
広告といえばチャイニーズ台北戦は佐藤美弥が掲載されています。
NLの流れから、佐藤美弥が正セッターかな?と思いつつも、去年の世界バレーを考えると最後まで油断できないのでは。
正セッターと第二セッター
ここからはあくまで予想。妄想の域に入りますのでご注意を。
正直、NLを見る限りは「セッターは佐藤美弥、宮下は外れるかな」と思いました。
なかなか選手と合わせられず、調子がよく見えなかったので。
でも宮下は今も合宿にいる。
やっぱり宮下の強みは「ディグ、繋ぎ、サーブ、ブロック」。
私は個人的に宮下のこの身体能力や献身的なプレーが大好きなのでぜひ正セッターになってほしいと思ってはいるんですけれど…
でも、この能力ってすごく「第二セッター向き」なんですよね。
リリーフサーブからの裏3枚の守備力、つなぎの能力が素晴らしい。
身長が高いので前でももちろん使える。
私の勝手な印象なんですけど、
佐藤と田代はタイプが似ている気がして。
この二人がセットになるより、
この二人のどちらかと、宮下という組み合わせのほうがしっくりくる。
特に、WCのあとのオリンピックは12名。
レセプションがもし安定すれば、レシーバーと控えセッター両方の意味で宮下起用というのもありえるのじゃないかと。
もしそうじゃないなら、(佐藤、田代ペアなら)富永と田代、富永と佐藤、という組み合わせのほうがトス回し的に良いのでは、と思ってたが
合宿にいないのなら、その線はないのかな。
このあたりは合宿中とアジアとチャイニーズ台北戦で決めるのでしょうか…
(田代を試すには佐藤と比べてちょっと時間が短すぎる気もするけど、去年までの情報で十分ということなのか…)
頼みの綱のバックアタック
NLを見ていて、佐藤のトスワークが効いてると感じたのが
石井のバックアタック。
正直、石井にはバックアタックが得意な印象がありませんでしたが、NLは気持ちよいほど決まってましたね。
古賀は以前からいいし、黒後は波はあるけど決まる時はどこで打っても決まるという強さがあるし
今回は鍋谷が入りそうなので鍋谷のバックアタックにも期待。
なので、最低条件として「バックアタックを使える人」が選ばれるんじゃないかなーと思います。
田代はミドルが少ない印象なので、そこがネックかな…でも一番丁寧なトスの印象。
個人的には上にも書いたように
佐藤 - 宮下
田代 - 宮下
のどちらかがいいと思うんだけど(宮下のファンだからではなく)
NLから調子が上がらないと正直厳しいなとも思いつつ…
ただ、過去を見ると中田監督になってから宮下を思いきり使った試合ってそんなにないんだよね…
宮下がメインに出てたのは真鍋監督のときなので、そろそろ活躍期待してます。(これはファンとして)
全部書こうと思ったのにセッターの話だけで長くなったので他のポジションは後日…
追記。
2019年7月の末に行われたオランダとの親善試合について、セッター含め全ポジション書いてみたのでリンクします。
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全盛期だったと思う。