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そろそろ、隠れた名作「ドラクエ4 導かれし者たち」を語ろうと思う。

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私は小学生のころ、「ファミリーコンピューター」を親の友人から譲り受けたけれど
親はゲームを子供にやらせるということに対してあまりいい顔しなかったためか
かなり中学のころまで「ファミリーコンピューター」で遊んでいました。

私の年代だとおそらくスーパーファミコン世代なんですけれど、私はなぜかそれをプレステが出たころに買ってもらったため
年代がかなりずれています。

そんな私がなによりも夢中になってやったゲームが「ドラクエ4」でした。FC時代の!

当時ドラクエは1~4までそろってもらったんだと思うけど、それがシリーズものだということすら気づかず、
ドラクエ1~3は操作性の問題か挫折したんですよね。
なぜか4ばかりやっていました。

ちなみに、スーファミを購入してもらって「ドラクエシリーズ」という認識を持たずに買ってハマったのが「ドラクエ6」。
シリーズの認識がないため、あれほど有名な「ドラクエ5」を抜かしている、という
おそらく世の中では珍しい部類に入る人間です。

ドラクエ5はかなり大人になってから、PS2版をやりました。8と同じくらいに…

ドラクエでプレイしたのは、4,5,6,8,11です。1と2はガラケーで高校時代にやった気がします(年がバレる)。
だいぶ話がそれますが、7は大人になってからPS版を中古で購入、何度もフリーズしたため調べたら
「初期不良で中古はもう見分けがつかない。新品はほぼない」と書かれていて諦め。
スマホ版が出たときにやってみたけど操作性が厳しくて挫折。
そしていまさに今!3DS盤をプレイ中…です…(だいぶ放置中。だって3回目なんで…)

そんな私の評価は

ドラクエ4 > 11 > 6 > 5 > 8 > 7(途中)です。
かなり異質だと思います。
名作と名高い「3」が未プレイなので、説得力に欠けるかもしれませんが…
特に「天空シリーズ」がたまらなく好きです。(11は面白かったですほんと…)
今まで機種がどうしてもばらけていたこのシリーズ、DSでそろえることができて宝物ですし、
DS版6のおまけのあれはほんとに涙が出そうでした…

そんな私が「なんか評価低いドラクエ4」について熱く語りたい思います。
ちなみに、6も大好きだけど評価が低い琴に関しては「ある程度」納得できているので(笑)
「4」の存在感の薄さは見過ごせない!という気持ちが強いのです。

9と10が未プレイなのは10は「ネットゲームだから」(はまりすぎて仕事しなくなる恐れ)
9は人とやらないとダメなんだと思ってたからなんですが、別に本編は関係ないんですね。
最近知りました。今度買おう…

ドラクエ4が名作だと思う理由1 あの時代に先取りしたシステム

ここからはネタバレありなので未プレイの方は読まないほうがいいです。
是非ゲーム上で楽しんでください!

このゲーム、オムニバス形式なんですよね。
まずそれが私には衝撃的でした。
私は小学生でしたが、大人になって思い返しても「あの時代にこのシステムはすごすぎないか?なぜ評価が低いのだろう?」と本気で思います。
オムニバス形式もすごいし、AIもすごい。もちろん、AIについてはネタとして語り継がれるレベルのものですが、「あの当時だよ?」ということを忘れてはなりません。

そりゃ、ボス戦で絶対に効かないザラキを連発するクリフトや持ってるくせに絶対にバイキルトを使わないブライにイライラすることもありましたし、
アリーナ強すぎて王宮戦士が霞んで見えなくなったり、トルネコが戦闘中なにやってるかわからなかったり、
「ミナデイン」を打つハードル高すぎない!?とも思いましたが、それは今、進化したドラクエをプレイしてるからこそ。
(とは言っても、のちにやったドラクエ6で「命令されろ、で仲間を操作できること」に感動しましたが…)

ドラクエ4が名作だと思う理由2 つながっていく物語性

個人的な感想で、未プレイのものは除外してしまいますが、
物語が一番しっかり作りこまれてると思います。11をプレイした今は、11と並ぶのではないかと思うほどに。(11は素晴らしかったです)
順を追ってざっと説明します。

1章は王宮の戦士、ライアンが魔王にさらわれた子どもたちを助ける話。ホイミンとの出会いが印象的。
2章はサントハイムの王女、アリーナが王様の命に背いて城から抜け出し、従者のクリフト、ブライとともに旅に出、エンドロールの武術大会で優勝(最終戦はピサロというものがおらず、不戦勝)、
ただ、エンドロールから「急いで戻れ」と伝聞を聞き急いで戻るも、王様(アリーナの父)もろとも、白の中の人たちが完全に消えてしまって章が終わる。
何度やってもこのシーンは怖くて、トラウマの一つでした…BGMを止めたことが最大の理由と思う…

3章は打って変わって明るい章。武器屋のトルネコが、世界一の商人になるために旅に出る話。エンドロールでお店を開き、家族を呼び寄せますが、トルネコはまた旅に出ます。
4章から5章の頭にかけては本当に暗い…モンバーバラという町に住む姉妹、ミネアとマーニャが父親の仇を打ちに「バルザック」を追い、戦闘。
ただし最後には負ける戦いで、二人はつかまりますが、そこから逃げ出し、父のかたき討ちのため旅に出る。

5章は、最初にプレーヤーが選んだ主人公が動きます。
序盤、和やかな村で守れてる主人公。突然村を魔王が襲い、親友の「シンシア」が主人公にモシャスで化け、代わりに殺されます。
隠れてやり過ごした主人公が外に出ると、家族も待ちもすべて壊され殺されていた。
なにもわからず、外から聞こえた「デスピサロさま!ゆうしゃをしとめました!」という、自分に化けたシンシアが殺された声だけを頼りに、
そこからたった一人での旅が始まる。

正直、初めてのプレイのときは「たくさんの物語がプレイできるなあ」と思っていたんですが、
トルネコがエンドールについたときに「あ!アリーナのエンドール!」と気づき、「一つの世界で起こってる出来事である」ことが理解できます。
そしてたった一人、頼れる町もなく天涯孤独になってしまった主人公が旅を進めるたびに、1~4章までの仲間と出会っていく。

これ、他のドラクエをプレイした今だから言えますが、「普通に出会うより感動がすごくないですか!?」
それぞれの物語を知ったうえで、読者目線で、「ああ、やっと出会えたアリーナ!(しかしアリーナは別の人たちとパーティを組んでいる…)」とか。
「トルネコのうわさが!!」とか。次はだれとであるんだろう、あのキャラはどこにいるんだろうと、ドキドキさせられました。
今でもこの形式は本当に秀逸で、素晴らしいと思います。

また、章の中に少しずつヒントや終盤につながる物語のキーが隠されていることも、大好きな理由の一つです。

・サントハイムの城のみんなはどこへ行った?いなくなる直前、王様はなんて言ってた?サントハイムはいまどうなってる?
・武術大会から消えた「ピサロ」とは?ピサロが「デスピサロ」になった理由は?
・ミネアとマーニャの父の仇、キングレオとバルザックは?
・4章に出て来た、「アッテムト」とは?そこにいたエスタークとは?
・1章で子どもたちが魔物にさらわれた理由は?

このあたりの各章で残してきた謎が5章でどんどん解けて、つながっていきます。

ドラクエ4が名作だと思う理由3 「悪側」の悪側のストーリー

ドラクエ4が異質だと感じるのは、オムニバス形式やAIというシステムの部分ではなく、
物語の「エスタークを倒し、ラスボスはエスタークではない点」。
ドラクエの「ラスボス・魔王」は割と王道の「人間を倒す。人間界を滅ぼし魔王の世界にする」みたいな野望を持ったものが多く、特にそこに理由はありません。
このドラクエ4だけは、ラスボス・「デスピサロ」の悲しい物語が存在します。
あまり考えずやってた小学生の頃はいまいちわかっていませんでしたが、
この話って結構ギリギリのラインでデスピサロが破滅してるんですよね。

・エスタークが滅ぼされていなかったら
・ロザリーが人間に泣かされていなかったら、また最後、殺されなかったら。

ピサロが「進化の秘宝」を使うことにはならなかったのではないかとも思います。(ロザリーが止めていた)

ちなみにリメイク版では「6章」が存在し、ストーリーが覆るので、そちらは好みの問題でしょうね。
私はピサロも救われてほしかったので、好きですが。

それにしても、エスタークって普通に進化してたらどれほどの強さだったんでしょう…と思ったら
ドラクエ5の裏ボスとして登場します。こういうつながりも大好きだ。

また、ドラクエは基本的には「魔物が悪で魔物 VS 人間」物語です。(ホイミンや色んなドラクエに出てくるスライムのように、良い魔物も存在します)
ドラクエ4はロザリーのところで、「人間の悪」をちゃんと示しているんですよね。このあたりも秀逸だと思います。

ドラクエ4が名作だと思う理由4 各キャラクターが立っている

これはオムニバス形式だから、とういのも大きいと思うのですが、当時FC時代は会話のシステムはなく、
アリーナとクリフトがどういう関係性なのか、なんていうのはゲーム内ではわかりませんでした。(漫画等で色々書かれていたらしいですが、私はネットでしか知りません)
リメイク版では会話が聞けるので、よりキャラクターのらしさが見えますよね。

でも、ドラクエ4はこの会話がなくても、各キャラクターがものすごく印象的でした。
各キャラクター独自の視点があったからでしょうね。その分思い入れも大きいです。
その上で「かなり重いストーリー」なので、ミネアとマーニャの父の敵を討ったときは救われた思いがしました。
主人公の町がいきなり滅ぼされることも衝撃でしたが、アッテムトもかなりのものでした。

アリーナの章、サントハイムの人たちがどこへ行ったか、というのは作中明確に語られることがなかったのが残念ですが、
ネットで調べると当時小説か何かで語られていたと内容がわかります。
サントハイムの王には不思議な力があり、エスタークの居場所を突き止めようとしていたところ、デスピサロが妨害し、どこかへ閉じ込められていた、ということみたいです。
このあたりゲーム内で語られてほしかったな、と思います(せめてリメイクでは)
普通にやると「なぜかサントハイムのみんなは消え、城を占領され、エンディングでなぜか戻ってくる」という「なんだったの?」という印象になってしまうので。

美しい一つの物語である、ということ

そう思い返せば私はそもそも「オムニバス形式」の物語や、「あれがこれでこうつながってるの!?」っていう驚きをもらえる小説や漫画が大好きなんですよね。
だから他のドラクエをやっても、他のRPGをやっても、一番好きなのはこの「ドラクエ4 導かれし者たち」なんでしょう。
また、悪が悪である理由を見せるというところも物語としてとても魅力的だと思っています。
その分ひどく重い物語でもありますが。
私はこういう物語のゲームを幼いころからやれたのはいいことだと思ってますし、そういう意味でも名作だと主張したいです。

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