Twitterを始めてから、Twitterではずーーーーーーっと
「サラリーマン VS フリーランス」という不毛な争いが続いていて、
これについて思うことを書いて行きます。
おそらくこの発端は、イケダハヤトさんの「サラリーマンはオワコン」発言。
それに反発した人たちが
「サラリーマンはかっこいい!」「フリーランスなんて不安定なだけだ」
「サラリーマンがいなくては世の中回らないだろ」
「フリーランスも企業からお金もらってるんだから企業の中に居るサラリーマンを馬鹿にするな」
というような意見が続出。
おおむね正しいと思う。
ただ、そこから派生した、どんどん過激になってく言い争いの中で
「ブロガーなんて社会不適合者なだけなのに偉そうだ」とか
「個人じゃ世の中のためになってない、サラリーマンに感謝しろ」みたいな話を見るたび
そういうことなの?って思ってしまうのです。
サラリーマンはオワコンではない
この「オワコン」って言葉嫌いなんだけど…
「サラリーマンは今後なくなるのか」と言う意味だったら、遠い将来は知らないけどしばらくはなくなるわけはないんじゃない。
ただ、「生涯1社」という時代ではなくなったし、「1度就職したら一生安泰」という幻想は崩れたとは思う。
それでも、とりあえず目先に数年間、安定してるのは確かだし、
安定してるからこそ信用があって、家を借りることやローンが組む、クレジットカードが承認されやすかったりする(この辺走り出しのフリーランスはきついです…)
ただ、「オワコン」が「稼げない」とか「未来が見えない」という意味であるのなら、
「一部の会社員」には当てはまってしまう可能性もあるな、というのが私の感想です。
ただし、フリーランス、サラリーマンと言えどピンキリ。
この言い合いでよくみる「サラリーマンをオワコンと言うけど、医者だって弁護士だって一部上場の役員だって会社員だ!」という意見。
これ、確かにそうなんです。言葉だけを見て「サラリーマンはオワコンと言うのは間違っている」という正論。
でも、多分、問題の本質はそこじゃない。
「未来が見えない会社員」の存在
私はこれをみて、「ああ、未来が見えない会社員という存在は見えないのか」と思った。
一部上場の役員と、20代で手取りが18万円、日々の暮らしで精一杯な人に
「サラリーマンは最高ですか?」って聞いたら、違う答えが返ってくるのは当たり前。
私は、「このまま行ったらいつお金に余裕ができるの?いつ結婚できて、子どもを産む決意ができるの?」という不安が、痛いほどわかる。
サラリーマンディスに反発するのはいい、世の中のサラリーマンは否定されるべき存在ではない。それはすごく同意。
でも、イケダハヤトさんのその言葉が若者を中心に刺さったのだとしたら、
それは苦しくて未来が見えない若者が多い、ということじゃないのか。
サラリーマンが魅力的に思えない理由があるのではないのか。
私たちは寧ろ、サラリーマンを馬鹿にするな!という意見を発することじゃなくて(それはそれでいいんだけど)
そんな世の中を、自分を、若者を、どうすべきか考えるべきなのではないか。
少なくとも「フリーランスは逃げ!」と発することじゃないだろう。
こう書くと「ブラック企業は別」と言われるんだけど(逃げるな、という言葉もブラック企業は別!といわれることが多い)
「未来が見えない会社員」はなにもブラック企業と認定されてる企業だけじゃない、と私は思う。
私の前の会社は、ホワイト企業だった。休日出勤や残業もほぼないし、違法性があることはすごく少ない会社だったと思う。
有給も取れるしみんないい人ばかりだった。
でも、30手前で手取り額が20万円。
退職金はなし。
最高の評価がついたときの昇給額が3000円。
(評価と昇給が連動してないと言われた。評価の意味は…)
このままで、夫の稼ぎなしで子供が産めるとは、私は思えなかった。
給料は能力なので、私が無能なだけ。そう思う。
学生時代含め、過去の努力が足りなかったのだと思う。自業自得だと思う。
でも多分、同じようにどうしようもなくなってる人も、きっと多いのだと思う。
私は手放しに「会社員最高!」とは、言えなかった。
頑張る人全てに未来を
だからこそ自己責任のもと、私はフリーランスになった。
不安定なんてわかりきったことだ。
だから、闇雲にもがく人を馬鹿にするのではなくて、どうしたらいいか考えるべきだのだと思う。
もちろん一人の力で世の中を変えることはできないけど
危機感を叫ぶことはできる。
サラリーマンはオワコンという言葉に反発するだけじゃなくて、
それに賛同する人を否定するだけじゃなくて、
なぜそうなるのか
どうしたらいいのか
考えていくことが大切なのだと思う。